手打ちうどんうえだ 瑞穂通移転後は30分待ち|実食レビュー

食べ物

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日曜の12時、瑞穂通の交差点を曲がった瞬間に「あ、これは並ぶやつだ」と分かった。
ガラス越しの店内はほぼ満席で、外の待ち椅子にもすでに2組座っている。
御器所で12年やっていた「手打ちうどんうえだ」が、去年の8月にこの瑞穂通へ移転してきたと聞いて、ずっと来てみたかった店だった。

御器所の人気店が、瑞穂通の交差点角へ

「手打ちうどんうえだ」はもともと御器所で12年営業していたお店で、建物の取り壊しにともなって2025年2月にいったん閉店している。
半年ほどのブランクを経て、2025年8月18日に瑞穂区瑞穂通1-20、名古屋市博物館前の交差点の角に移転オープンした。以前ここには「手打十割蕎麦よしじ」というお蕎麦屋さんがあったそうで、その跡地を引き継ぐ形での再スタートらしい。
御器所時代から行列が絶えない店だったと聞いていたので、移転後もその人気ぶりが続いているのか気になっていた。

実際は、心配するまでもなかった。むしろ移転前より知られるようになったのでは、というくらいの混みようだ。

開店直後で早くも30分待ち

 受付時間は12時10分。ランチ営業が11時30分からなので、開店してまだ40分ほどしか経っていない時間帯だ。それでも店内はほぼ満席で、案内されるまでにおよそ30分ほど待つことになった。
店内はカウンターとテーブルのみのシンプルな造りで、席数は25席ほどとそこまで広くない。だからこそ、ちょっとした時間差でも一気に埋まってしまうのだろう。

くまたろう

くまたろう

日曜のお昼どきとはいえ、開店から1時間経たずにこの混雑はちょっと予想外だった。行くなら11時半の開店と同時が一番確実そうだ。

 実はこの店に来るのは今回が初めてではない。
1ヶ月ほど前にも一度訪れているのだけれど、そのときは閉店の1時間前に着いたにもかかわらず、すでに売り切れで入れなかった。
手打ちだから仕込める量に限りがあるのは分かっていても、あの徒労感はなかなかのものだった。開店直後でも30分待ち、閉店間際は売り切れの恐れあり。
うえだに行くなら、時間帯選びがそのまま成功のカギになる。

頼んだのは、とり天定食とかき揚げ定食

今回は2人で、とり天定食(冷・おろしぶっかけ、1,100円)とかき揚げ定食(あつあつ・かけ、1,000円)を1つずつ注文した。会計は2,100円。

麺はもちもち、すすった瞬間の喉ごしがいい

まず麺。もちもちとした弾力があって、すすったときの喉越しがすっと抜けるように良い。とくに冷たいおろしぶっかけの方は、麺自体の小麦の香りがしっかり感じられた。冷やすと、麺そのものの味がぐっと前に出てくる。だしはかつおだしで、優しいのに奥行きがある味わい。あつあつのかけうどんの方は、だしの温かさと香りがふわっと立ち上ってきて、これはこれで別の魅力がある。同じ店の同じ麺でも、冷とあつあつで印象がけっこう変わるのが面白かった。

一口すすった瞬間、喉越しの良さにまず驚いた。くまたろうは香川のうどんもよく食べるけれど、あのコシの強さとはちょっと違って、ここのうどんは程よい弾力。噛み切るというより、するっと喉を通っていく感覚に近い。もちもちしているのに重すぎない、というのがこの店の麺の一番おもしろいところだった。

天ぷらはサクサク、そしてとにかくボリューム

天ぷらはとり天もかき揚げも衣がサクサクで、揚げたての油の香りがしっかりある。正直なところ油っぽさは感じたけれど、それが気にならないくらい満足感の方が勝った。かき揚げは野菜の千切りがふわっと丸く盛られていて、見た目のボリュームもすごい。ランチセットとして考えるとかなり量が多く、うどん・天ぷら・ご飯まで含めると2人ともお腹いっぱいになった。750円台からのメニューだけあって、正直コスパの良さにはちょっと驚いた。

駐車場はないので、車で行く人は要注意

 お店専用の駐車場も提携駐車場もない。
だから車で行く人は、周辺のコインパーキングを自分で探すことになる。
正直、くまたろうも今回はけっこう探し回った。とはいえ見つけてみれば料金自体はそこまで高くなかったので、事前に駐車場アプリで近くのコインパーキングを2〜3件チェックしておけば、当日慌てずに済むはずだ。

 くまたろうが実際に停めたコインパーキングは、お店から歩いて5〜10分ほどのところ。料金は1時間200円くらいで、都心部のコインパーキングにしてはかなり良心的な相場だった。待ち時間を含めるとランチだけで1時間半近くかかることもあるので、駐車場を探すときは店の目の前だけでなく、少し離れたところまで視野を広げて探しておくと安心だ。

お店の基本情報

手打ちうどん うえだ

住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-20 ライオンズマンション瑞穂通112

営業時間:ランチ 平日11:30〜14:00(LO13:45)/土日祝11:30〜14:30(LO14:15)、ディナー18:00〜21:00(LO20:45)

定休日:火曜夜、水曜(混雑・売り切れにより早く閉まる場合あり)

駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)

価格帯:750円〜1,500円程度(人気はとり天定食1,100円)

Google Mapsで見る

ちなみに、あの手打ちの食感を家でも味わいたくなって、くまたろうは帰ってから讃岐うどんの通販を調べてしまった。もちもち食感が好きな人は、自宅用にストックしておくのもおすすめだ。

半生讃岐うどん 詰め合わせ

もちもち食感を自宅でも。茹で時間が短く平日の昼にも作りやすい。


かつお節だしパック

お店で感じたあの、じんわり効いてくるかつおの香りを自宅のうどんつゆにも。


天ぷら粉(サクサク衣用)

お店のようなサクサク衣を目指すなら、専用の天ぷら粉があると失敗しにくい。


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まとめ:御器所の味は、瑞穂通でもちゃんと健在だった

移転から1年が経った今も、開店直後から30分待ちになるくらいの人気ぶりは変わっていなかった。
もちもちの麺、かき揚げのボリューム、そして駐車場を探して歩いた10分。どれもひっくるめて、また来たいと思わせる店だった。次はさすがに開店と同時に並んでみるつもりだ。

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