近年、DIY(Do It Yourself)が活発になり、始めている方・始めたい方は多くいると思います。
日本人は手先が器用であり、DIYに向いている方が多いと思います。
また、『興味程度に始めてみたいな?』と思っている方もいるのではないでしょうか?
私もバイクや機械整備など非常に好きで、大掛かりでない限り自身で行います。
自身でDIYを始め、DIYの範囲が広くなるに連れて、工具の購入を考え始めると思います!
工具を購入する際に「何を基準で選択するか」に悩みますよね!
「どのメーカーが良いの?」「どの工具が良いの?」と選択する上で、安くない工具を始めて購入する方は不安で購入に踏み切れないと思います。
そこで、私が12年程の工具を使用してきて良かった工具メーカーについての記事になります。
始めて工具を購入する方に、工具メーカーを選ぶ理由についても解説し、選びやすいメーカーと特徴についての記事なります。
初心者の方に是非参考にして欲しいと思います。
信頼して長く使用できる工具の方が、長期目線で非常に長持ちします。
- 工具メーカーを選択する必要性を解説
- おすすめ工具メーカーとメーカー特徴を解説
工具メーカーを選ぶ理由
はじめに工具メーカーを選択する必要があるかについて解説したいと思います。
下記が、メーカーを選ぶ理由になります。
- 規定値のトルクを掛けても安心できる!
(規定トルク(力)を掛けても安心できる) - 工具の精度が高く、部品を傷めにくい
(ネジがなめたり しにくい) - 破損した際は、修理依頼が可能
- 交換部品が比較的見つかりやすい
- 長く使用できる
このように、工具メーカーを選ぶ理由が5つもあります。
また、モータースポーツ系の企業や産業系企業が工具メーカーの工具を使用して整備を行う理由も上記の条件が入っていると思います。
無名の工具を使用している生産現場は少ないと思います!
1:規定のトルクを掛けても安心できる
工具には、それぞれ規定トルクや強度が規定されています。
(用途によっては、規定トルクが規定されていない工具もあります)
DIYを行うと、ネジの締付け・取り外しの作業は多い作業の1つです。
特に、強く締め付けが必要な箇所や固着したボルトを取り外す場合には、強いトルク(力)を工具に伝達させ作業します。
その際、規定トルク以上の場合であった時に工具は破壊されます。
信用できるトルク値が記載されているかが非常に重要です。
工具メーカーは、規定トルクの品質管理を非常に重要視しており信頼することができます。
しかし、無名工具では規定トルクすら明記されていない場合もあり、低いトルクでも破壊するリスクがあります。
作業中は強いトルクを伝達する方向に意識が向いているので、工具が破損した際はバランスを崩して怪我をする可能性が非常に高くなります。
怪我をしては、DIYをしても楽しくないので怪我のリスクは最小限にしましょう
自身の安全確保のためにも、工具メーカーを選ぶことをオススメします。
2:工具の品質が高く、部品を傷めにくい
工具の品質は、工具・相手方(ボルトやナットなど)を傷めないためにも重要な項目になります。
工具の品質が悪い場合は、ボルトがなめたり、ナットがなめたりが生じて、取り外しにくい状態になります。(最悪、整備不可能になることも。。)
その状況に陥ってしまうと、倍以上の作業時間が必要です。限られた時間のなかでDIYを行うのであれば、余計な作業は省くことが望ましいのです。
そのためには、工具の品質が高くなければ、DIYを楽しむことが出来ないため工具メーカーの工具を選択します。
工具の品質は安全だけではなく、作業時間短縮にも繋がります。
3:破損した際に、修理が可能
主にインパクトドライバーなどの電子工具に関しては、メーカーに問い合わせると修理が可能な製品が多くあります。
工具メーカーには修理依頼を出せます。そのため、壊れてしまった愛用工具を再び使用できます。
愛用している工具を直して長く使えるのは、愛着が湧いていいですよね。
保証期間内であれば無料で交換や修理をしてくれる可能性もあります。
また、破損状況によりますが、有償になりますが本当に愛着がある工具であれば修理が可能の場合が多いです。
無名のメーカーの場合、基本的に修理は不可能です。
4:交換部品や代替品が見つかりやすい
ラチェット関係は、使用頻度が多いために歯の掛けが起こる場合があります。
破損した場合、買い直す必要がなく、刃が欠けた部分を取り替えれば再度使用することができます。
工具メーカーの場合では、破損している部品を個別にて販売しているので交換する部品を購入でき修理できます。
しかし、無名のメーカーの場合では、交換部品が存在していない場合があるために買い直す必要になるため、割高になってしまいます。
メーカー工具の方が耐久性があり、部品交換で済むので
安上がりになりやすいです。
5:長く使用できる
工具メーカーは、耐久性についても作られているため、長く使用できます。
工具を使用する際は、適正使用だけではなく時には、叩いたり・落としたりする場合があります。
工具を大切に使用しないといけませんが、時には応用効かす場合もあります。
その際の、耐久性に関してもメーカー工具は、考慮されており比較的簡単に壊れない様に製造されています。
工具のメッキ剥がれなど、一見問題無いように思いますが
精密機械には致命傷になるために、工具メーカーはメッキの耐久性についても考えられています。
おすすめ 工具メーカー3選
工具メーカーは日本やドイツ・アメリカなど数多くの国が製造しています。
「メイド・イン・ジャパン」は優れている工具を製造していますが、他国の工具も優れています。
工具に関しては、好みや種類などメーカーによって違います。
その中でも、私が使用していて、おすすめの工具メーカーを紹介します。
コスパ重視で選んでいますので、メーカーにこだわりがない方は非常に参考になると思います。
それぞれのメーカーによって個性があります。
今回紹介する、工具メーカーの基準としてデザイン性・機能性・価格に絞って評価しています。
私の客観的な経験込で評価しています。
KTC(京都ツールカンパニー)
- 日本メーカーである
- 価格通りのコストパフォーマンは期待できる
- 工具の輪郭はキレイな曲線を使っているイメージです
1950年設立の 「京都機械工具株式会社」 日本メーカーです。
工具量販店でも比較的取り扱いが多いメーカーであり、実際に確認できます。
よって、工具が壊れた際にも、交換部分が工具店に置いている可能性が高いために初心者の方にはおすすです。
また、日本メーカーで問い合わせも充実しています。
工具が壊れた際にも交換部品が直ぐに手に入る事ができるのは良いです。
使い勝手が良いとも捉える事ができます。
TONE(トネ)
- 日本メーカーである
- 締付工具については、拘りが感じられる
- モータースポーツで積極的にに使用されており、実績十分
- 締め付けトルク(力)の管理に強い
- 価格帯は、コストパフォーマンス通り以上
1938年設立の「TONE株式会社」 日本メーカーです。
工具メーカーでは、モータースポーツなどに多く宣伝しており知名度は非常に高いです。
モータースポーツに力を入れていることから、締付けトルクの管理工具については強みがあります。
特に、トルクレンチについては非常に有名で車好きでは、愛用している人は多数います。
機能性については、日本のメーカーであるため日本人が使いやすい設計であり、手の小さい日本人でも取り扱いしやすい設計になっています。
私に主観ですが、工具の重みとデザインについては日本人が使いやすい形であると思います。
愛用している工具の中で、ラチェットやレンチはTONEが非常に多いです。
それ程、使いやすい工具です。
TONE社の工具も工具量販店でも取り扱いがあり、実際に確認できます。
Snap-on(スナップオン)
- アメリカの工具メーカーである
- 工具メーカー唯一の『永久保証』
- 品質は世界トップクラスで
- デザイン性については、無駄を取り除いた
- 多くのファンを抱えている工具メーカー
工具の先駆者メーカーであり、多くのファンがいるメーカーです。
工具メーカーの中でも、世界で知名度が非常に高い工具メーカーであり憧れる方も多くいます。
工具メーカーの中でも多くのファンがいます。
デザイン性や機能面に関しては、非常に優れており材質・設計ともに最上級と考えられる工具です。
また、世界の工具メーカーに影響を与えることもある工具メーカーであり、一目置かれているといえます。
その様なことから、値段が比較的高めであり、初心者が購入するのに抵抗がある価格です。
工具量販店での取り扱い店舗が少なく、購入するためには専門店またはネットでの購入になります。
ネットで購入できる時代ですので、ネット購入がおすすめです。
私も、スナップオンの工具は非常に憧れを持っていますが金銭的に揃えることができません。。。
【初心者必見】工具メーカーの選定 まとめ
工具メーカーは数多くあり、初心者には『どのメーカーを選択して』良いか分からないと思います。
まず始めに、無名メーカーではなく、工具メーカーを選ぶ理由について下記が挙げられます。
- 規定値のトルクを掛けても安心できる!
(規定トルク(力)を掛けても安心できる) - 工具の精度が高く、部品を傷めにくい
(ネジがなめたり、破損しにくい) - 破損した際は、修理依頼が可能
- 交換部品が比較的見つかりやすい
- 長く使用できる
上記の理由により、工具メーカーを選ぶことをオススメしています。
故障や破損を考えると、工具メーカーの工具の方が安上がりになると思われます。
また、作業には必ず安全面の考慮が重要になります。そこで、工具メーカーの工具一択と言えます。
そんなに使わないと思って、無名の工具を購入すると思わぬ事故に見舞われて
治療費での金額が高くなる場合もありますので安全面は非常に重要です。
私も一時期、無名の工具を使用していましたが、工具の破損により怪我に繋がったこともあります。
大きな怪我に繋がりませんでしたが、無名工具の危険性を体験しました!
また無名工具の場合、工具の破損や整備する製品を破損させてしまい、余計に金額が発生しました。
そのため、余計な費用を発生させないためにも、メーカー工具は安上がりになりま。
この様な経験から、工具はしっかりとした工具を選んで欲しいと思います。
一時的な出費は大きいですが、長期的に見ると安くなります。
今回オススメした工具メーカーの一覧が下記になります。
最初のうちは、工具に大きな出費を抑えたいと思います。
そこで、下記の2メーカーから購入を検討してみてください。
- KTC(京都機械工具株式会社)
- TONE(トネ)
上記2メーカーは比較的金額が高くありません。
また、『メイド・イン・ジャパン』ですので安心して購入でき、工具量販店でも取り扱いがあるので実際に手にとって見ることができます。
その後、『スナップオン』『nepros』などの高級工具を購入する方が金額を抑えられます。
まずは、工具セットを購入してから必要な工具を揃えることがオススメです。
工具の購入は、店舗での購入もいいですが取り扱いがない場合もありますので、モノタロウやアマゾンで購入が非常にオススメです。
金額面に関しても、やはりネット購入の方が割安なのでネット購入は外せないです。
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